事業案内_プラスチックの資源循環の取り組み

プラスチックの資源循環の取り組み

東武商事では、メーカーと協業して、プラスチックの資源循環(サーキュラーエコノミー)の取り組みを行っています。これまでごみとして捨てられていたものを回収してリサイクルし再生プラスチック原料に生まれ変わらせるために、日々、挑戦を続けています。

プラスチックの破砕・洗浄

店舗などに設置されている回収ボックスから回収されたシャンプーやボディーソープなどの日用品のプラスチック製空容器を、ボトル本体と詰め替えパウチなど種類ごとに分けて、専用の機械を用いて特殊な破砕・洗浄を行い、容器内の汚れやにおいを落として、良質な再生プラスチック原料のもとになるフレークに仕上げていきます。


店舗などから回収されてきた日用品のプラスチック製空容器(本体・詰め替えパウチ)の一例

特殊な破砕・洗浄の機械を用いて、空容器をフレーク状に破砕し、容器内の汚れやにおいを落とすことで、良質な再生プラスチック原料のもとになる

感染性廃棄物回収容器の試作製造

当社で破砕・洗浄したプラスチックのフレークを原料とする再生ペレットを一部配合して、感染性廃棄物回収容器を試作製造しました。

日用品のプラスチック製空容器をリサイクルしてできあがった再生ペレットを一部配合して、医療現場から排出される感染性廃棄物を回収するための専用容器を試作製造。
ふたは密閉式でいったんふたを閉めると容易にはこじ開けることができなくなるため、感染性廃棄物を取り扱う医療現場でも、収集運搬・処分を行う処理業者でも安心してご利用いただける仕様になっている

破砕・洗浄の実証実験、良質な再生プラスチック原料づくりへの挑戦

プラスチック製品を取り扱うメーカーや使用する現場などから、破砕・洗浄の実証実験の依頼を受けています。製品ごとにプラスチックの材質や厚みが異なるため、適切な処理方法を都度検討しながら、破砕・洗浄を行っています。
併せて、質の高いアップサイクル品を製造するためには、良質な再生プラスチック原料が不可欠ですが、そのための材質や形状に応じた適切な破砕・洗浄処理を見いだすために挑戦を続けています。